♪75:大切な練習
大して練習してないのに先生に「良くなったね」と言われたり、また、かなり練習したのに「練習が足りない」と言われて「?」と思ったことありませんか?
私は子どもの頃何度かあり「練習が足りない」については年齢とともに納得したのですが、「良くなった」がいつまでも先生が私に気を遣っている(本当は全然良くないのにモチベーションをあげようとしている)としか思えませんでした。
実は未だにその気持ちはあります(笑)
でも、それは練習=鍵盤を何度も触ることという場合です。
音楽は頭の中に流れているものが身体をつたって鍵盤(楽器)に届くと思うようになってからは、心の中に何度も何度も描いて弾くことを心がけるようになりました。
そうすると、鍵盤で練習していなくても「練習した」ことになり、先生のおっしゃる「良くなった」になるのです。
自分が教える立場になり、今度は「え…今週全然練習してないんですけど」と言われるようになりました(笑)
それは、指を動かす練習をしてないだけで、こどもたちは口は閉じても頭の中に音楽を流し、心に描いてくれています。(園児は大抵歌っているので、描いてるものがバレてますが)
生徒のみなさん
今、目の前の曲を愛して楽しんで歌ってください
指運動はその先です
まずは自分の心の中に描いているものを伝えてください❣️
0コメント