♪68:ショパン展へ行ってきました
今日はカワイの同期の子たちと静岡市立美術館へ行ってきました。
ショパンの年譜をはじめ、肖像画や記念像や左手の像の他に関わった人物や過ごした風景など盛り沢山でした。
その中で私が印象的だったのは、ショパンの24のプレリュードを版画集にした作品でした。
24のプレリュードは、全部違う調性でつくられた作品集で、実際は何かの曲の「前奏曲」ではないのですが、どれもステキな作品です。
版画集なので、白と黒の世界です。
調性も長調と短調の2つ。
でも、例えば長調だから、白(明るいイメージ)と簡単に出せるものではなく、例えば変ロ長調は、夜の湖に月明かりが映っているような版画でした。
イ短調は、1番黒っぽくて、よーく見ないと何が描かれているかわかりませんでした。
白=明るい、黒=暗いは、小さな子にはわかりやすいですが、もっと濃淡だったり、割合だったりで表現が深まっていくのは、音楽も美術も同じで、また、ピアノが弾きたくなりました。
ただ、作者を忘れてしまったという痛恨のミス💦
会館の中央で以前、ホールで聴いたオレイニチャクのスケルツォ2番がかかっていたのでそれも聴けて良かったです。
今月はカワイの発表会の講師演奏でショパンのワルツを演奏するので、良い刺激になりました。
ドビュッシーでなくとも色彩感は大切!
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