♪172:カワイうたのコンクール
先週はカワイのうたのコンクールオーディションでした。
私の生徒さんは、3名でて、幸いにも予選を通過した生徒さんと惜しくも通過できなかった生徒さんといます。
ただ、本番、他の方の演奏を聴いていて思ったのは、うたは声と言葉だなあーと。
うーん…文字にするとなんとも伝わらないのですが、こどものうたなので、基本的に全て日本語。しかも、わかりやすい日本語。
なので、単語を単語に、言葉を言葉に、文章を文章に
これを書き換えると
一文字ずつ発音気をつけて(単語)、でも、言葉に合った強弱があり、そして、文章がひとまとまりになる呼吸を。
ということを会場で感じました。
先日の内田光子さんのコンサートでも、テノールのマーク・パドモアさんが、ドイツ語の歌曲を歌っていて、何を歌ってるかはわからなくても、言葉のまとまりが聞こえたり、発音が聞こえたり、声色や表情、またピアノ伴奏で情景のイメージを共有できたり、と、音楽の素晴らしさを感じました。
そして、声、ですが、もともとの美しさはあれば嬉しいですが、声が伸びるかどうかは発声の指導と、生徒さんの理解力かと思いました。
ピアノの先生にそれができるのか…?
今週のこどもピアノコンクールもそうですが、カワイのコンクールは表現力がまずはじめにくるので、もし、うたで本当のテクニックが欲しい生徒さんがいたら、迷わず歌の先生を紹介します。
ひとまず、歌の生徒さんはお疲れ様でした。
私はうたのことがよくわかっていない分、3人がどのように曲に臨んでいたか、成長したかもよく見えました。3人ともとてもがんばりました。
上記のうたについて思ったこと…これを楽器に置き換えたのがピアノの生徒さんたちにも言えると思うので、また今週もがんばります。
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