♪209:長調・短調・チャイ5
今がイベントオフシーズンということもあり、気持ちが高い頻度でソルフェージュに向かっていることに気づきました。
ソルフェージュとは視唱力、読譜力、聴音などを養う教育課程…と書くと演奏にすごく必要なこと、或いは音楽を多角的に長い間楽しむために必要なこととわかるのですが、イベントに囚われている最中はつい蔑ろになってしまいます。私も生徒さんも。
そういう点でもカワイのサウンドツリーテキストは定期的にソルフェージュや楽典のきっかけを与えてくれる良本だと思っています。
今週はサウンドツリーを使ってる生徒さんの何名かと「長調、短調」について学び合う時間がありました。
長調、短調とは、巷では「明るいのが長調、暗いのが短調」という言い方をしますが、音の階段の1番目から3番目の音との距離が短い方が短調、長い方が長調です。
たとえばドから始まる音階
ドレミファソなら長音階
ドレミ♭ファソなら短音階になります。
これを文字で1文字ずつ、あるいは音で1音ずつ頭で覚えるより、印象で覚える、耳で覚える方が音楽的なので何かよいアプローチを考えていて
チャイコフスキーのシンフォニーがあったじゃないか!!とひらめきました。
チャイコフスキーの交響曲第5番
同じメロディを何度も何度も…なので初めて聴いた人にも覚えやすい!
そしてそして、同じメロディを1楽章はホ短調、4楽章はホ長調になっています!
ピアノの曲ではないけれど生徒さんたちに案内したいと思います!
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