♪140:みる・きく・かんじる

突然ですが、話をきくということについて。
人の話をちゃんときくというのは、
言う通りにする、とも違うし
いいなりになる、というのも違うし、
インプットするというのもちょっと違う。
じゃあ何なの、と言われると教えてあげたいけど、言われた通りにするから教えてって感じがしてそれも嫌
はいはい言ってるけど、きいてないよね?
その、きいているーをどう教えたらよいのか… そんなことをいつの頃か思ってました。

でもこれは音楽教室ではなく、人と関わってる人が一度は感じることではないでしょうか
お母さんがこどもに感じる
こどもが親に感じる
友達に、会社に、パートナーに。


思うのは
音楽も言葉も本来は目に見えないもの
言葉も感じるだけで触れるものではない
から、一緒に同じイメージを感じようとする、ということが「きく」ということなのかな
そう思うと、みるのもきくのも、まずは感じてないと!と思いました。

楽譜は本来タイトル(これはけっこう大切)と拍子(これもかなり大切)と音の長さと高さと強弱くらいしか書いてなくて、上記のことだけしか理解してないと「言われた通りに弾きました」で終わってしまう。
でも、こどもと連弾していて、音の方向とか和音のもつ響きや行き先、ビートを感じながら音を奏でているかなど楽譜に書ききれないことを言葉でフォローしながら音になった時、みえないものがみえた感動があるのです。
これは教わっていても同じで、先生の言ってることがわからない、日本語は聞こえるけど同じ景色が見えない時のストレスと、同じ景色が見えた時の感動。

こどもと話して
日本語が通じない〜〜〜と思うことがずいぶん減りました。私の語彙力が増えたのかこどものことがわかってきたのか
大人の方がきいてないなと思うことが増えました(笑)みんな忙しいですから。

ところで目に見えてるものもあります
散乱してる楽譜たちです…片付けよう…

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